しかし、薬物療法の有効性と、いくつかの物質の投与でパニックの発作が起こることから、パニック障害といわれるようになりました。パニック障害の中心的な症状は、激しい不安です。
ほかの病気と重なっている症状も多いため、パニック障害と診断されるまでに多くの医師を訪問する患者も少なくありません。しかし、本人にとっては重要な問題で、死んでしまうのではないかと思えるほどの苦しさをともないます。
これらの症状は突然に発症し、数分から数十分後に消失します。そのため、仮病ではないかと疑われることも少なくありません。
次に発汗や手足の震え、めまい、ほてりなど、あらゆる症状がでるといっても過言ではありません。言いようのない不安が、さまざまな身体症状を引き起こすのが、急性のパニック障害の症状です。
医学的な検査で何も異常がなく、繰り返し、持続的にさまざまな身体症状がでる場合に、パニック障害を疑います。パニック障害は不安障害のひとつで、以前は不安神経症といわれていました。
これらは心臓疾患と間違えられることがしばしばあり、検査を受けても内科的には異常がみられません。パニック障害の発作でもっとも多いのは、動悸や息切れなどです。